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「時空刑事 1973」を観て

  ミステリーチャンネル「時空刑事1973」を全話見た。

  現代の刑事サム.タイラーが事故に遭い、意識不明になる。その間、彼の意識は、1973年に飛んでいく。そこでも、彼は、刑事であった。

  彼は、常に自分が未来から来たという意識を持ちつつも、仲間と事件を解決していくが、それが、彼の両親や彼と関係する人物の過去(1973年ごろの)ともかかわりをもつ。

  最後の最後まで、実際の彼は、現代の人なのか、過去の1973年の人なのか、わからないままの幕引きとなったが、それはおそらく見ている人たちがどうとるか自由ということだろう。

  私は、彼が過去からいったん意識を取り戻し未来に帰ってきたのに、「ここでは、死んでるいるようだ」という感じがして、また、自ら過去に帰る行動の方が、面白かった。

  はじめのうち、現代の捜査方法のほうがすぐれていて、規律もまもられている視点から、「1973年」をみていると、なんて、でたらめの連中なのかと思った。暴力的な捜査のやり方、人権も無視しているような刑事たちにびっくりした。

  でもそのうち、過去は、たしかにそうなのだが、科学的な捜査もできる現代は、「人間くささ」がなくなっていて、あまりにもスマートでありすぎるのかなという感じが゛してきた。

  この物語が、問いかけているものというのは、ただ単なる刑事事件の内容ではなく、おそらく、「現代と過去」を視点を変えてみてみるということかもしれないと思う。

  過去は、今よりも、確かに劣っている面もある。おもに、科学や技術の面など。でも、人間そのものは、どうなのだろうか。過去の時代は、確かな人種差別や人権問題がいまの時代よりも不備だったと思うが、現代は、そんなに進歩しているのかどうか?

  これは、イギリスだけでなくて、すべての国で、当てはまる問題だと思う。

  ときどき、過去をよく観察するのも、いいことだ。

 

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