スウェーデン警察クルト ヴァランダー
ミステリーチャンネルで二か月にわたって、放送された「スウェーデン警察クルト ウァランダー」を観た。
北欧らしく、いつも冬景色で、寒そうな雰囲気の中、中年の離婚歴のある警部が登場する。
彼は、まだ離婚された(?)妻に未練があるらしいが、元妻には、もうあたらしい生活がある。彼は、一人暮らしで、生活に張りがない。また、娘も、独立していて、なかなか会えない。一方で、年老いた父がいて、そちらは、一人暮らししているが、すこしボケている。
ミステリーをよく見るが、北欧のは、はじめてなので、すごく社会背景が興味深い。
こうした中、事件は、起きるが、本筋の事件よりも、彼の私生活のほうが、ドラマの中では、多いように感じる。
特に、寂しさから、ガールフレンドをつくるが、次々と、ふられてしまう。それも、彼が、健康上の理由もあり、自分の生活を安定させたくて、結婚したいという話がきっかけでだめになる。
向こうの女性は、「私は、あなたの看護師ではないのよ」とつっぱねる。恋人としては、いいけど、結婚はごめんだという態度だ。
そういう女性が多いのかとさえ、思ってしまう。女性も、経済力があり、子供も社会がある程度の保障をしてくれ、養育できるのならば、がまんしてまで、結婚生活を続ける必要がないというのだろう。それが、向こうでは、すごく進んでいる。
彼の年老いた父親をみていると、向こうは、「家族」というのは、非常にドライなんだなと思った。基本的には、ひとりなのだ。
さて、ミステリーのほうだが、外国からの密輸とか、麻薬とか、はては、インターネットの犯罪とか、けっこうスケールが大きい事件が多かった。 ただ、アメリカやイギリスのミステリーと違うのは、対応がのんびりしていることだ。もうすこし、内容があると、よかったと思った。
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